POPを上手に書く方法 『大佐流』

こんばんは。
大佐です。

POPってうまく書けてますか~?

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コメントPOP。
言葉で売ることが出来るモノ。

これって凄い重要です。

僕は、22年前に小売業界に入りました。
たまたま入ったお店は、時流に乗って売上が良かった。

置いてるだけで勝手に売れたものです。

でも、それって面白くない。
僕は20歳だったんで、競争が好きだった。
系列の他の店に負けたくない。

で、やったのがコメントPOPでした。

 

21年前のPOP

まだ、世の中に効果的なPOPがなかったように思う。
POPと言えば、値段にちょっと一言を書いたような型式。

「そんなのPOPじゃねーよ」って感じですよね。(笑)

僕はそう思ったんですね。
なので、価格じゃなく、商品の説明を書こう。と。

何故そう思ったのかと言うと、

お客さんが、何かわからないことがあったらスタッフに質問しますよね?
スタッフは、お客さんにわかりやすく説明する。
それがちゃんと伝われば売れる。
そういう流れ。

ってことは、スタッフ1名に対して、お客さんが1名です。
会話する時間もかかる。
売れたとしても効率が悪い。

だから、説明文を棚に設置しようと思ったんですね。

スタッフの分身の術です。(笑)

 

17年前ぐらいのPOP

そこから僕も進化しました。(笑)
商品の説明で、24時間同じ説明をしてくれるスタッフを量産しました。(POPのこと)

が、その頃には、商材の時流が終わろうとしてたんです。
そうなると、同じ方法じゃダメ。

で、考えたのが、タイトル以外の言葉で見てもらう。
アイキャッチってやつですね。

それまでは、タイトル名を大き目で書いて、本文を書いてたんですね。
でも、それだと、そのタイトル(商品)を知ってる人しか見てくれない。
見てくれないと意味がない。

「なら、気になるワードを大きく書いて、そのあとに本文を書けば良いんだ」ってことに気付きました。

これで、読んでもらえる対象が増えた。

 

15年前ぐらいのPOP

社会心理学やらなんやらの本を読んで、読んでもらえるコトバを増やしたりした。
効果的なコトバも使うようにした。

でも、商品を商品として売ってるんじゃダメ。
お客さんが得れる体験を売らないと。

ってことで、『何が得れるか?』をPOPに書くようにしたんです。
『桃鉄』ってゲームだったら、「これで友達とケンカできます」とか「お正月にみんなでやるならこれ」とか、そういう切り口ですね。

商品説明だと、「すごろくの現代版ゲーム。各駅で物件を買ったり、アクシデントがランダムで起こったりします」とか、そんな感じ。

そのゲームの内容がどういうものなのか?より、どういうシチュエーションで楽しめるゲームなのか?

それが大事だと思ったんですね。

 

13年前ぐらいのPOP

体験的なコメントPOPは書ける。
でも、狙った人に狙った商品の価値を伝えることが出来ない。
ってことで、ターゲットを設定することに。

『誰に』伝えるか?

です。
伝えたい内容が、伝えたい人に伝わる。
それが効果的だと思ったんで。

・そこの人
・そこの男性
・そこのデニムをはいた男性
・そこのデニムでメガネの男性
・そこの山田君

絞れば絞る程、反応してくれやすくなります。
なので、アイキャッチ(キャッチコピー)も、ターゲットに振り向いてもらえるようなモノにして行ったんですね。

 

その後のPOP

お店で、いろいろなターゲットに向けたり、効果別にいろいろなPOPを設置してます。
サイズ、色、その他もろもろの工夫もしてます。

この辺は細かいし、超深夜なんで、割愛します・・・・。

 

まとめ

『価値を的確に伝える』
『ターゲットを明確にする』
『伝わる表現にする』

とか、大事なことがあるんで、それを踏まえて書きましょうね~。

 

そんなこんなでした。
では、楽しく生きましょう!(^^)/

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POPを書いてる人が知り合いでいたらシェアしてくださいね~(^^)/

更新がどんどん遅くなって行く・・・・。(苦笑)
明日も深夜だろうなぁ・・・・・。

この記事を書いた人

大佐
大佐【地域一番店化×自立型スタッフ】コンサルタント NLPプロフェッショナルコーチ
「スタッフさんが自主的に売上を上げてくれる!」という『波紋型マネジメント™』で楽しく売上が上がる仕組み創りコンサルタントをしています。何故出来るのか?それは16年間、100人以上の規模の会社をエリアマネージャーを置かずに利益を出し続けていた経験があるからです。(業界の市場規模が半減してる時でした)一人でそういう組織を創るには、『想い』がお客様まで伝わる方法と、誰でも一瞬で販促のプロになる方法を身に付けてもらえる仕組みが必要です。その方法が『波紋型マネジメント™』と『7つの販促術』です。また、経営者をサポートすべく『全米NLPプロフェッショナルコーチ認定』を受け、経営者にコーチングしてます。 話しやすい空気感って言われます。株式会社LER代表取締役。1972年・東京都生まれ。染谷 充紀(大佐)